利用制限
ClickHouse は高速かつ信頼性が高いことで知られていますが、最適なパフォーマンスは 特定の運用パラメータの範囲内で発揮されます。たとえば、テーブル・データベース・パーツ が多すぎると、パフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があります。これを防ぐために、 ClickHouse Cloud はいくつかの運用面において制限を設けています。 これらのガードレールの詳細は以下のとおりです。
ヒント
これらのガードレールのいずれかに達した場合、ユースケースの実装が最適化されて いない可能性があります。サポートチームまでお問い合わせください。制限を超えないように ユースケースの改善をお手伝いするほか、制御された方法で制限を引き上げられないかを 一緒に検討します。
| 項目 | 制限 |
|---|---|
| データベース | 1000 |
| テーブル | 5000 |
| カラム | 約 1000(コンパクト形式よりワイド形式を推奨) |
| パーティション | 50k |
| パーツ | 10k(max_parts_in_total 設定を参照) |
| パーツサイズ | 150 GB |
| 組織あたりのサービス数 | 20(ソフト制限) |
| ウェアハウスあたりのサービス数 | 5(ソフト制限) |
| サービスあたりのレプリカ数 | 20(ソフト制限) |
| Low cardinality | 10k 以下 |
| テーブル内のプライマリキー数 | データを十分に絞り込める 4~5 個 |
| クエリ同時実行数 | 1000(レプリカあたり) |
| バッチ取り込み | 1M 行を超えるものは、システムによって 1M 行ごとのブロックに分割される |
注記
Single Replica Services の場合、データベース数の最大値は 100 に制限され、 テーブル数の最大値は 500 に制限されます。加えて、Basic Tier Services のストレージは 1 TB に制限されます。